航空券の料金の内訳ってどうなってるの?
値段が細かく変わるのはなぜ?
航空券の料金は主に運賃と税金・手数料で構成されているよ!
航空券をいつ予約するか。
これは旅行の計画において最も重要といえる問題です。特に、料金の内訳がどのようになっているのか、価格が時とともに変動する理由は何なのか、気になりますよね。
この記事では、航空券の料金の内訳を解剖し、なぜ価格が変動するのか、そして最もコスパの良いチケットの見つけ方を解説します。航空券の料金内訳に関する理解を深め、賢い旅行者となるための知識を身につけていきましょう。
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航空券の料金の内訳は?料金が決まる2つの要素
基本的に、航空券の料金は大きく分けて2つの部分から成り立っています。運賃と税金・手数料です。それぞれがどのような費用なのかを解説します。
運賃
運賃は航空会社が提供するサービスの代価であり、座席のクラス(エコノミー、ビジネス、ファーストクラスなど)や予約のタイミング、需要と供給の状況によって変動します。
特に、ピークシーズンや祝日前後では、需要が高まるため価格が上昇する傾向にあります。
予約サイトに表示されている料金は、この運賃のみが表示されているケースが多いです。しかし、後述する税金や手数料が必ずかかるため、いざ支払い画面になると料金が上乗せされるのが普通です。
税金・手数料
税金・手数料には、主に以下の費用が含まれます。
- 空港使用料(PFC)
- 出国税
- 海外各種空港税
- 航空保険特別料金
- 燃油サーチャージ
これらは航空会社や予約サイトによって異なり、また目的地の国によっても変わることがあります。それぞれどのような費用か、詳しく見ていきましょう。
空港使用料(PFC)
空港使用料は、空港施設の維持・運営コストをカバーするために旅行者が支払う料金です。空港使用料は航空券の価格に含まれており、各空港によって金額が異なります。
日本の空港については、国内線なら数百円、国際線だと2,000円前後が一般的です。
出国税
出国税は、2019年から課税が開始されました。日本人・外国人問わず日本から国外へ出る旅行者は1,000円の出国税を支払わなければなりません。出国税が設けられた目的は、増加するインバウンドからの税収確保で、税金は主に観光事業の発展に使われるようです。
出国税は航空券の料金に含まれるのが原則なので、別途空港での手続きは必要ありません。
海外各種空港税
海外の空港を利用する場合の空港使用料や出入国税のことです。国内線を利用する場合は気にしなくてよいでしょう。料金は現地通貨レートで請求されるため、そのときの為替レートに左右されます。
航空保険特別料金
航空保険とは、航空会社が加入する保険のことです。航空会社によって若干名称が異なることがありますが、中身は同じです。
2001年のアメリカ同時多発テロによって保険料が大幅に引き上げられたことを受け、保険料の一部を乗客に転嫁しています。
え、じゃあ航空会社の保険料を俺たちが払ってるってこと?
そういうこと。でも金額としては500円程度だから許してあげて…
例えば、ANAでは国際線で1旅客1区間当たり400円、国内線は無料になっています。なお航空保険は自分に掛ける保険ではないため、旅行保険は別途加入しましょう。
燃油サーチャージ
燃油サーチャージとは、簡単に言うと燃料代です。原油価格や円の為替相場によって変動し、2ヶ月ごとに更新されます。遠くに行くほど多くの燃料が必要なため、長距離路線ほど燃油サーチャージも高くなります。
運賃以外にかかる費用としては、燃油サーチャージが最も大きな割合を占めるよ
燃油サーチャージは、石油価格の変動によって大きく変わることがあるため、料金内訳を理解する上で重要なポイントです。ANAの2024年2月1日~3月31日購入分の燃油サーチャージは、以下の通りです。
路線 | 燃油サーチャージ |
ハワイ・インド・インドネシア | 24,500円 |
ベトナム・グアム・フィリピン | 13,500円 |
韓国・ウラジオストク | 4,500円 |
参考:ANA|燃油特別付加運賃 / 航空保険特別料金について
航空券を購入する際には、これらの料金内訳をしっかりと確認することが、予期せぬ出費を避けるためにも重要です。また、料金の内訳を理解することで、より安価な航空券を見つけるためのヒントを得られます。
航空券の価格が変動する理由
航空券の価格が変動する主な理由には、供給と需要のバランスの他に、価格設定に用いられる複雑なアルゴリズムが関係しています。これらのアルゴリズムは、時に予測不可能な価格変動を生み出すことがあり、航空券の価格変動をより理解する上で重要な要素です。
供給と需要の原則
原則として、航空券の料金は需要と供給に比例します。需要が高ければ料金が上がり、逆に需要が低下すると価格も下がります。
例えば、一般的に半年前よりも直前のチケットの方が値段が高くなる傾向にあります。これは多少高いお金を払ってでも、急いでいてその便に乗りたい人がいるからです。
需要と供給による価格設定は、航空会社が使用する収益管理システムによって自動的に調整され、最大の利益を得るように設計されています。
価格設定アルゴリズム
現代の航空会社は、収益管理システムを用いて、過去のデータや市場の動向、競合他社の価格、予約のタイミングなど多岐にわたる要因を分析し、航空券の価格をリアルタイムで調整しています。
これらのアルゴリズムは非常に複雑で、時として数分ごとに価格が変動することもあります。代表的なのは、席数ごとに価格設定を変えることです。
同じエコノミークラスでも、例えば10,000円で買える席数と12,000円、15,000円で買える席数が決められています。一番安い席が完売すると、12,000円→15,000円と、時間が経つにつれ段々と高くなるのが一般的です。
しかし思ったよりチケットの売れ行きが悪い場合は、逆に価格を下げることもあります。航空会社にとっては、売れ残るくらいなら安くしてでも乗ってもらった方が利益が上がるからです。
季節や祝日・イベントなどの影響
特定の季節や祝日・大規模なイベント前後は、一般的に旅行需要が高まり、それに伴い価格が上昇します。航空会社はこれらの期間の需要を予測し、価格を調整しています。
燃油サーチャージ
石油価格の変動は、航空券の燃油サーチャージに直接影響を与え、価格変動の要因となります。燃油サーチャージは搭乗日ではなく航空券の購入日の料金を反映しているため、原油価格が安い時期に買うのがお得です。
燃油サーチャージは各航空会社のHPで公開されているため、自分でもある程度安い時期を見計らうことができます。
これらの要因を理解することで、航空券の価格変動の背後にある論理を把握し、より賢い予約選択が可能になります。
航空券を安く買うならエアトリがおすすめ!
エアトリで航空券とホテルを予約すると、ホテルの料金が最大70%OFFで予約できます。もともとは「DeNAトラベル」の名称で運営していた予約サイトで、2018年には国内オンライン旅行代理店における航空券単品販売会社での航空券取り扱い総額第1位を記録した、大手の予約サイトです。
Webに強みを持つDeNAトラベルの遺産を受け継ぎ、サイトのUIは直感的に操作しやすく、使いやすいと評判です。
エアトリ会員になると、購入金額の2%がポイントとして付与されます。ポイントは1ポイント=1円で次回のチケットの予約やマイル交換に使えるのでお得です。
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エアトリについて詳しく知りたい人は、以下の記事もご覧ください。
賢い旅行計画の立て方と航空券を予約するときのコツ
旅行計画を立てる際、航空券予約は重要な部分を占めます。以下では、計画的かつ効率的に航空券を予約し、旅費を押さえるためのコツを解説します。
航空券の予約は2~3ヶ月前がベスト
一般的に、航空券の料金は2~3ヶ月前が一番安いと言われています。ただし先述の通り、航空券の料金は水物のため、頻繁に値段をチェックするのがおすすめです。1日違うだけで値段が変わることはザラにあります。
あまりチェックする時間がない人は、価格が変わったら通知を送ってくれるプライスアラートを使うのもおすすめです。
正味、航空券の値段を調べているときが一番楽しい説あるよね!(旅行あるある)
オフシーズンを狙う
早めの予約でもある程度安く買えますが、長期休みとそうでない時期ではどうしてもベースの料金が変わってしまいます。航空券が高くなる繁忙期は、やはり夏休みや年末年始、GWです。
逆に、それ以外の2月・6月・11月は安い傾向にあります。社会人になるとなかなかオフシーズンに旅行するのは難しいですが、早めに旅行を計画し、有休を取る計画も早め早めに準備を進めるのがポイントです。
比較サイトを使う
一番安い航空券を探すなら、スカイスキャナーやエアトリのような比較サイトを使いましょう。比較サイトはそれぞれの航空会社や予約サイトの値段を一覧で表示できるので、どのサイトで買うのが一番安いかを調べられます。
航空券の予約に関するFAQ
- Q航空券はどれくらい前に予約すべき?
- A
一般的には、旅行の2〜3ヶ月前に予約することが推奨されます。ピークシーズンや祝日を避ける場合は、さらに早めに予約すると良いでしょう。
- Q航空券の価格が下がるのを待つべき?
- A
場合によります。直前になるほど価格は高くなるので、半年前くらいから2ヶ月前くらいまでを目安に、一番お得だと思ったタイミングで買いましょう。
- Q直行便と乗り継ぎ便、どちらがお得?
- A
一般的には乗り継ぎ便の方が料金を抑えられます。ただし乗り継ぎ便は時間がかかるため、スケジュールとお財布との相談になります。
- Qキャンセル保険は必要?
- A
入っておいた方が安心ですが、必ずしも必要とも限りません。キャンセルや日程変更の可能性があるなら、少々割高ですが日程変更可能なチケットを予約する手もあります。
航空券の料金の仕組みを知って、賢く旅行しよう
- 航空券の値段の内訳は、運賃+各種税金・手数料
- 航空券の価格は、需要と供給に基づく航空会社の収益管理システムでリアルタイムで変動している
- 航空券はできるだけ早く買うのが定石
航空券の料金のメカニズムが分かれば、お得に買う方法が分かります。ぜひこの記事を参考に、航空券代を節約しましょう。
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